保護者の声

保護者の声

VOICE 保護者の声

祈る姿に想うこと

「祈る姿に想うこと」Oさん

カトリック聖マリア幼稚園は、池田教会にある幼稚園です。長女のひよこの会や園庭開放の時から、 長男卒園まで八年間お世話になりました。登園の際、園庭に咲く四季折々の花が子どもたちを温かく迎えてくれます。 園の前では園長先生と主任の先生が、教室の前では担任の先生方が、学年の枠をこえて子どもたちの名前を呼び、笑顔で出迎え、優しく抱きしめてくださいます。 私は安心して初めての集団生活へ子どもたちを送り出すことができました。

子どもたちが楽しみにしている様々な行事がある中で、私が心に残っているのはクリスマス祝会です。礼拝を通してクリスマスの本当の意味を神父様から教えていただきます。 子どもたちは戦争や災害などで日本や世界には困っている方々がいることを知り、自分がその方々に対して今できることを考えます。 年長組は、イエス様誕生の聖劇を行い、配役は子どもたちが話し合いをしながら決め、希望した役にチャレンジし、時には役を譲る気持ちも学びます。

園生活を通して、先生方はかけがえのない自分という存在を大切にすること、そして周りの方々も自分と同じように大切に想う気持ちの種をまいてくださいました。 先生方が毎朝、開門前にお祈りをされている姿、深い愛情をもって温かなまなざしで子どもたちを見守ってくださる姿に、母親である私はいつも支えられました。

この八年間は、子どもたちを想い、先生方、保護者の皆さまと共に積み重ねてきた日々でした。子どもたちが小さな手を合わせお祈りした願い事がこれからも叶いますように、 マリア幼稚園で過ごした楽しい思い出の数々が、これからの子どもたちの支えになりますように願っております。園生活で芽生えた周りの方々を想う優しい気持ちを大切にし、 これからも子どもたちの成長を見守っていきたいと思っております。

園長先生をはじめ、先生方、園生活を見守っていただきましたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

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「輝いた笑顔」

「輝いた笑顔」Mさん

カトリック聖マリア幼稚園には、我が家の4人の子供達が10年間お世話になりました。今春、一番下の息子が卒園を迎えます。

毎朝、門では園長先生や主任の先生、日替わりで各先生方が、教室の前では担任の先生が笑顔で迎えてくださり、子供を抱きしめて声をかけてくださいます。愛情をたくさん注いでいただいて、 子供達の一日が始まります。朝から私もとても温かい気持ちになり、元気をいただきます。

マリア幼稚園では、年齢に応じていろいろなことに挑戦し達成感を味わえる、静かに集中して取り組むことができるようになるチャレンジコーナーや、標識や国旗、俳句や短歌、ことわざ等を通して、 大切なことを教えてくださいます。国旗の国名を覚えるだけではなく、世界の国々の文化にふれ、私達と同じように満ち足りた生活を送れない人々がいることも学びます。そして、そこから思いやりの心、 自分と同じように相手も大切にする心を育みます。

また、年間を通して楽しい行事もたくさんあります。中でも、息子が好きなお店屋さんごっこを紹介します。年長がお店を開き、年少、年中の子供達がお買い物をするイベントです。 年長は、実際に商店街に出向き、どんなお店を開きたいか、何を売りたいか等を決めます。そして、製作に励みます。お友達と話し合い、時には意見を譲り、みんなで協力して作り上げるのです。 様々な活動を通して、子供達は達成感や自信を身に付けると同時に、相手を思いやる心、譲り合う心を育みます。

園生活を通して、新しいことに挑戦する意欲、達成感、自信を身に付けた息子は、いきいきと輝いた笑顔で、園で学んだことを得意気に話してくれます。息子の成長に大きく携わっていただき、 一緒に成長を見守り喜んでくださり、いつも私達親子に温かく寄り添ってくださった先生方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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